本記事で紹介するのは、やつはし先生の『ワンウィークファミリー』です。
子どもが苦手な若手俳優×人気子役×元天才子役のマネージャーによる、期間限定のほんわか同居生活。
互いに“人生に大きな影響を与えた存在”である攻めと受けが、ゆっくりじっくりと距離を縮めていくラブストーリーに注目です。
- 子どもが苦手な若手俳優×人気子役×元天才子役のマネージャーのほんわか同居生活
- 互いに“人生に大きな影響を与えた存在”だった攻めと受けの関係性
- BL初心者向け!エロなし!ゆっくりじっくりと進んでいくラブストーリー
『ワンウィークファミリー』のあらすじ
タイトル | 『ワンウィークファミリー』 |
作者 | やつはし |
出版社 | リブレ |
掲載雑誌 | ビーボーイコミックスDX |
顔良し、スタイル良し、頭脳はそこそこ、性格は人懐こくて温厚な若手俳優・藤丸蓮。そんな彼の弱点は、子どもが苦手ということ。
映画で兄弟役をすることになった蓮は、マネージャーの提案で共演者の子役・日下ゆうと、1週間同居生活をすることになります。
不安を抱える蓮の前に現れたのは、かつて天才と言われた元子役の春尾京。
蓮にとって、京は役者を志すきっかけとなった大切な存在です。しかし、京は芸能界を引退し、今はゆうのマネージャーをしています。
性格も年齢も立場も異なる3人のドキドキの同居生活がスタート!
『ワンウィークファミリー』のココがおすすめ!
5歳にして大人!子役・ゆうの健気さ!
5歳にして、すでに立派な役者のゆう。蓮が“子どもが苦手”ということを聞いていないのに、子どもたちに囲まれ固まっている彼の様子を見て、すぐに気づき助けます。
ゆうのすごさは、それだけではありません。人気子役ということもあり、普段のスケジュールは仕事がメイン。それ以外は習い事や台本覚え、勉強で、オフに幼稚園というハードな生活を送っていました。
さらに、母親は事務所の社長をしているため、ほとんど会えません。日常の生活はマネージャーの京が見ています。
それでも、やはりまだ子どものゆう。母親に会いたいという気持ちを抑えて、5歳なりに一生懸命頑張っています。その姿が健気すぎて切ないです。
まだ5歳なのにお母さんのために一生懸命……
まるで本当の家族みたい!蓮×ゆう×京の同居生活
蓮の苦手克服のために始まった同居生活。
初めのころの3人はぎこちなく、距離がありました。しかし、「このままではいけない」と考えを改めた蓮は一緒にゲームをしたり、遊園地に行ったり……。ゆうを楽しませようと、3人で一緒に過ごせる時間を作りました。
さらに蓮と京は、母親が恋しいゆうのために「一緒に過ごす時間を作ってほしい」と社長(ゆうの母親)に直談判。ゆう自らが、本当の気持ちを伝えるために背中を押しました。
お互い年齢も性格も、立場も異なりますが、この数日で本物の家族のように絆を深めた3人。ラストで見られる、3人の記念写真に注目です。
少しずつ本物の家族のようになっていく3人にほっこり!
お互い知らないうちに“人生に大きな影響を与えた存在”になっていた蓮と京
子役時代の京の演技やたたずまいを見て、役者を志した蓮。一方、京は事務所のレッスンルームで見かけた蓮の圧倒的存在感に怖気づいて、役者を引退することに決めました。
お互いに知らないところで“人生に大きな影響を与えた存在”となっていた蓮と京。
誰よりも大切な存在だからこそ、胸に抱えている本当の気持ちをいえず、慎重になってしまう2人。それでも、同居生活を通して少しずつ確実に心の距離を縮めていき、2人は最後に本音を言い合える関係になります。
じつはお互いを意識し合っていた蓮と京!すてきな運命!
やつはし先生が描く、子どもが苦手な若手俳優×人気子役×元天才子役のマネージャーのほんわか同居生活『ワンウィークファミリー』。
最初のぎこちない距離間から、本物の家族のような関係性へと絆を深めていく3人の同居生活に癒やされること間違いなしです!
ゆっくりじっくりと進んでいくラブストーリーなので、BL初心者におすすめですよ。