さよならみどりちゃんのレビュー

切実でリアルな恋愛の形

主人公ゆうこの、だらしない男性ユタカへの一途な想いとその心の動きに引き込まれました。ホステスのバイトを始めるあたりの流れも切実で、読んでいて辛くなる部分が多かったです。長編初挑戦とは思えないぐらい作品の完成度が高いです。

痛みと共感のリアルな恋愛物語

「さよならみどりちゃん」は感情の揺れがリアルで痛いほど共感できました。ゆうこのもどかしい恋愛観、ユタカへの複雑な思い...そのすべてが等身大で描かれていて、自分も似たような経験があって胸が痛くなりました。南Q太の描写が細やかで心に刺さります。

切ない現実を描いた作品

ずるずるとした関係が心に残る。リアルで痛々しい。