いじめられっ子の悪役令嬢転生記 第2の人生も不幸だなんて冗談じゃないです！のレビュー

心打つ転生物語

この物語には心を打たれました。主人公花音の強さと優しさ、彼女が直面する困難や恋愛に対する真摯な姿勢は多くの読者が共感できるでしょう。転生後も幸せを追い求める彼女の旅は感動的で、サラッと読める文体もグッドでした。

絆と成長の物語

転生しても不幸を切り抜けるポジティブな姿勢が素晴らしい。花音の成長と彼女を取り巻く人々の絆が胸を打つ。ただ、やや攻略対象への展開が急かなと感じる部分も。でも、それを補うだけの魅力はあり、続きが気になる一冊。

王道悪役令嬢もの

悪役令嬢という設定に新しさはないけれど、花音というキャラクターが魅力的。彼女の冒険と成長が、一筋縄ではいかないけれど心温まる物語。絵も可愛く、展開に一喜一憂しながら楽しく読めました。

中等部での新たな展開が楽しい！

ついに第3巻まで来ましたが、まだまだフローラの奮闘は終わらないって感じで読み応えがありました。しかも、今回は中等部での新たな展開にドキドキしっぱなし。フローラと皇子たちの関係がどんどん深まっていく様子に胸がキュンキュンしました。攻略対象とのデートシーンは特に読んでて楽しかったです！