遅れてきた春は。（分冊版）のレビュー

日常と非日常の融合が面白い

「遅れてきた春は。」を読んで、仕事と趣味が全く違う主人公に共感しました。昼はサラリーマン、夜は官能小説家というアンバランスな日常を描くストーリーが興味深いです。恋に落ちた相手が可憐な女性というのも夢がありますね。キャラクターたちが生き生きとしていて、感情移入しやすいです。ただ、少し展開が急で、もう少し丁寧に描いてほしかった部分もあります。

予想外のストーリー展開

最初はどうなるんだろうと思いながら読み進めましたが、意外にも引き込まれる作品でした。特に童貞のおっさんが昼はリーマン、夜は官能小説家って設定が面白い！あり得ないような設定だけど、そこにリアリティを感じさせる描写が上手いです。恋に落ちた相手が謎めいた女性で、今後の展開が気になります。ただ、重複購入の注意があるのでシリーズ全体を一気に読んでしまうとリスクがあるかも。