究極のコミュ障オタク女子の私がソシャゲの世界にきたけど、推しが尊すぎてつらいのレビュー

夢中で読了しました！

平端葵の気持ちが痛いほどよく分かります。孤独なゲームオタクが、自分が愛する世界に飛び込んだらどんな感じになるんだろうと思っていましたが、この本は私の妄想を超える展開でとても楽しかったです。話が進むにつれて、葵の成長やグレン様との交流が描かれていくので、飽きずに読み進めることができました。ただ、もう少しキャラクター同士の会話が多かったらより楽しめたかもしれません。

推しキャラの魅力全開！

この作品の一番の魅力は、やはりグレン様のキャラクター描写です。平端葵の目を通して、彼のカリスマ性や魅力がしっかり伝わってきて、とても感情移入しました。シーンごとの描写が丁寧で、まるで自分がゲームの中に飛び込んだ気分になれました。ただ、ストーリーの展開が少し単調で、もう少し起伏があるともっと良かったかなと思います。そういう意味では、次巻がすごく楽しみです。

カジュアルな異世界体験

この本は軽い気持ちで読み始めましたが、意外と深くハマってしまいました。平端葵の無口で不器用なキャラクターには同情しましたが、同時に彼女の成長を応援する気持ちにもなりました。グレン様とのやり取りが少し不自然な感じもしましたが、それでもカジュアルな異世界体験としては十分楽しめました。ソシャゲの世界観が好きな人にはお勧めです。ただ、少し展開が早すぎると感じる部分もあったので、次巻ではもう少し丁寧な描写を期待します。