私を殺そうとした国でも救わなきゃダメですか？（分冊版）のレビュー

異世界転生ものの新しい視点！

この作品『私を殺そうとした国でも救わなきゃダメですか？（分冊版） 【第6話】』は、異世界転生ものにしては新しい視点から物語が進行していて、かなり面白いです。主人公のリーゼロッテに転生する藤花の視点がユニークで、28歳の薬剤師としての経験が生かされるところが興味深いです。特にキララとの再会シーンでは過去の重みが感じられ、思わず感情移入してしまいました。イケメン王子や隻眼の剣士との絡みも加わり、物語が一層サスペンスフルでロマンチックに。今後の展開が楽しみです！

キャラが個性的で引き込まれる

タイトルを見ただけではどういう展開になるか予想がつかなかったのですが、読み始めてすぐに引き込まれました。リーゼロッテに転生した藤花が、自分を殺した過去と向き合う姿勢がリアルで共感できます。特に義兄のイケメン王子と剛健な剣士のキャラクターが個性的で、彼らが物語に深みを与えています。薬剤師としてのスキルを駆使しながら異世界で生き抜くという設定も新鮮。少し不思議に感じる点もあるけれども、全体的には満足のいく作品です。

感情移入しやすいストーリー

この第6話では、藤花がかつての自分を知る人々と向き合う場面が描かれていて、特に感情移入しやすかったです。28歳の薬剤師としての日常から、異世界で英雄として生きなければならないという境遇の変化が非常に興味深く、読んでいて飽きません。キングダムハーツのキャラクターたちも魅力的で、特に剣士のキャラクターが主人公をサポートするシーンが印象的。ストーリーが進むたびにキャラクターの個性が光る作品です。次回作も期待しています！