あなたを愛しただけなのに。合冊版のレビュー

心を揺さぶるラブ・サスペンス

このマンガは普通の恋愛物語とは一線を画す作品です。和穂の深いトラウマと恋人・航との複雑な心情がリアルに描かれ、その心の葛藤が胸を打ちました。未耶の出現によって状況が急変する様子は読んでいてドキドキしました。結局、愛とは何か、幸せとは何かを考えさせられる一冊でした。

切なくて、でも心に響く

セックスレスの問題を抱えたカップルの物語で、思っていたよりも感情移入してしまいました。特に、プロポーズを期待する和穂の切なさと、航の複雑な心理描写には引き込まれました。ラストに向けてのサスペンス要素もあり、一気に読み終えてしまいました。恋愛に悩む全ての人にお勧めです。

リアルな感情の描写が心に残る

結婚を期待していたのに、彼氏に裏切られる形で展開していく本作、とてもリアルで心に残りました。登場人物たちの感情が生々しく描かれており、読む側の感情も大きく揺れ動くお話です。ただ、未耶のキャラクターに少し共感できなかったのが残念ですが、全体のストーリーは面白かったです。

恋の痛みとサスペンスの融合

この本はギュッと心を掴まれる作品でした。和穂の気持ちが痛いほど伝わってくる…未耶の登場で物語に緊張感が出て、ページが進む手が止まりません。プロポーズを待っていた誕生日のシーンは切なすぎる。

切ないけれど夢中になる

心が痛む…でも読まずにはいられない。結末が気になって仕方ないです。